修学旅行特設ページ(2日目)

11月12日(火)

<2日目の行程>

6:00  起床

7:00  朝食

8:15  バス集合

8:30  ホテル出発

9:10  ひめゆりの塔 到着

10:20 出発

10:40 平和祈念公園 到着

12:20   出発

13:00   国際通りグループ別研修

19:30   ホテル 集合

21:30   健康観察 点呼

 

2日目の朝を迎えました。本日は午前中

がひめゆりの塔、平和祈念公園の見学、

午後からは国際通りのグループ別研修と

盛りだくさんの内容となっております。

慣れない環境で疲れが溜まっていると思

いきや、体調不良を訴える者は誰もおら

ず、全員が元気に、しっかり朝食を摂り

ました。

8:30にホテルを出発し、いざひめゆ

りの塔へ。今日も車内には「ゆいゆい」

の歌が流れています。歌詞の中にある

「ゆいまーる」とは沖縄の方言で「助け

合う」、「一緒に頑張ろう」という意味

があるそうです。修学旅行はまさに助け

合いが必要です。この修学旅行を通して、

助け合う心を養ってほしいと思います。

【車内の様子】

沖縄の車窓から2(動画)

まずは、この修学旅行の大きなテーマで

ある「平和」について学ぶため、ひめゆ

りの塔を見学しました。慰霊碑の前でお

祈りを捧げたあと、「ひめゆり学徒の証

言」というVTRを拝聴しました。実際

にひめゆり学徒隊として、戦争を経験さ

れた方の生の声に、生徒たちは真剣に耳

を傾けていました。その後、資料館を見

学しましたが、戦争で亡くなった方、一

人ひとりの写真が展示されており、感受

性が強い生徒はその場にいることができ

ず、足早に資料館を後にしてしまいまし

た。特に、同年代の女性が亡くなったこ

とを知った女子生徒からは「平和教育の

趣旨は分かるが、あまりにも辛すぎる」

との声があり、平和教育の難しさを痛感

しました。

   

ひめゆりの塔見学の後は、近くにある「優

美堂」で買い物をしましたが、ここで奇跡

的な出会いがありました。

 

18歳で家を飛び出してから、消息が全くつかめ

なかった兄と、この遠い沖縄の地で再会すること

ができるなど夢にも思いませんでした。

※この話はフィクションです

 

ひめゆりの塔出発後、今度は「平和祈念公園」

を見学しました。「平和の礎」や「平和の火」

「平和祈念資料館」を見学しました。施設を

学した生徒たちは、様々な方々の犠牲の上に

の自分があるのだということを実感し、このよ

うな悲惨な戦争を二度と起こさないと誓ってく

れました。

 

午後からはこの修学旅行のもう1つのテーマで

ある「自主・自立・協働」を学ぶため、国際通

りのグループ研修を実施しました。自主研修に

あたり、どこに行き、何をするかを班ごとに事

前に調べてきましたが、実際に国際通りを歩い

てみると、目移りしてしまい、なかなか予定ど

おりに回れないグループが多かったようです。

今回は昼食、夕食と自主研修の中で、自分たち

でお店を選んで食べてくるという初の試みでし

たが、どのグループも時間通りにホテルに帰着

し、無事に自主研修を終えることができました。

片道1.6㎞程度の距離を5~6時間かけて歩

き回ったため、疲れているのでしょう。まだ生

徒からの自主研修の様子を収めた写真の提供が

ないため、写真に関しては、今後随時更新して

いきたいと思いますのでご了承ください。

 

修学旅行も折り返し地点となりました。例年ですと

そろそろ家に帰りたいという生徒が出始めるころで

すが、まだ誰からも、「もう帰りたい」という声を

聞いたことがありません。それだけ充実した1日を

過ごしていへる証拠だと思います。人生の中でこれ

ほど濃密な時を過ごせることもそう多くないと思い

ます。明日は美ら海水族館、デポ・アイランド散策

とこの日を楽しみにしている生徒も多いと思います。

最終日はほぼ帰路につくのに時間を費やすため、沖

縄を満喫できるのは、実質明日が最後となります。

我々(特に団長)はすでに疲労困憊ですが、生徒の

最高の笑顔を引き出すため、最後の気力を振り絞っ

て明日の行程も無事に終了できるように頑張りたい

と思います!